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Googleにどう「見られている」?【マイ アド センター】

  • 自分の利用状況から Googleにどうカテゴリ分けされているのか、は「マイ アド センター」から確認できます。
  • 「Googleアカウントを管理」の「データとプライバシー」に項目があります。

YouTube動画でも話しています。

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利用状況が「監視」されている

Googleは、利用者の利用状況を分析しています。
これは、私たちが好むであろう広告を推測するためです。

「利用状況」には、たとえば、検索したキーワードや訪れたウェブサイト、見た動画などが含まれます。
このように集めた大量のデータからパターンを見つけ出し、私たちの興味や嗜好を分類するのです。

参考:「パーソナライズ」とは?(インターネット)

例えば、よく旅行関連のサイトを見ていると、旅行が好きだと判断されるわけです。

ユーザーフィードバック

また、Googleは精度を高めるため、私たちがどの広告に興味を持ったか、どの広告を不快に感じたかなどの反応(ユーザーフィードバック)も記録します
Googleの広告には「i(情報)」ボタンがついていて、直接「この広告は役に立った」「この広告は見たくない」という意見を伝えられるのです。

これらのデータからアルゴリズムを調整して、より好みに合った広告を見せようと努めているのです。

マイ アド センターの表示の仕方

「マイ アド センター」では、自分がどう分析されているか(プロファイル)を確認できます。

  • 広告の設定
  • 広告のカスタマイズ
  • プライバシーの管理

の3つのメニューがあります。

たとえば

最近 表示された 不快なGoogle広告を減らしたり、自分のアカウントのカテゴリ情報を削除することができます。

「マイ アド センター」の設定は、

  1. 「Googleアカウントを管理」の
  2. 「データとプライバシー」にある
  3. 「マイ アド センター」から
  4. 「広告をカスタマイズ」 の順に進みます。

(3)の「マイ アド センサー」は、プライバシー設定だけです。
「広告をカスタマイズ」のリンクを開くと、3種類のメニューが使えます。

プライバシーの管理とプロファイル

「マイ アド センター」の「プライバシーの管理」では、広告表示に利用されているパーソナル情報を確認できます。

ウェブやアプリでの利用状況やYouTubeの履歴などから、利用者のカテゴリを推測しています。
これらの利用は「オフ」にすることもできます。

好ましいパーソナライズ例

もし、趣味で園芸を楽しんでいるAさんが、インターネットで園芸用品をよく検索しているとします。
プライバシー設定で「パーソナライズド広告」をオンにすると、Aさんは植物の販売、園芸に関する本や雑誌の広告などがより多く表示されることになります。

不適切なパーソナライズ例

Bさんは、子供のためにYouTubeで動画を検索しました。
もし、「閲覧履歴を保存する」というプライバシー設定だと、後にYouTubeを使用するときのオススメに、子供向けの動画が(少し)表示されやすくなってしまいます。

プライバシー保護の例

Cさんがプライバシー設定で「ウェブやアプリのアクティビティ」をオフにすると、GoogleはCさんの検索履歴やアプリの使用情報を広告のカスタマイズに使用しなくなります。
Cさんが見る広告は興味とは関係ないものが多くなりますが、プライバシーはより守られます。

私はどうせパーソナライズド広告にしても興味がないから、プライバシー重視にしようかな。

プロファイルの確認・変更

ちなみに、年齢は、Googleに登録している情報を元にしていますが、カテゴリの方はけっこう適当で、半分も正しくありませんでした。

たとえば、「世帯収入」は 3段階で、自分でも設定を変更できます。

収入状況も広告表示の改善に役立ちます

広告主は商品やサービスの購入が見込まれる方に広告を表示したいと考えていますが、お客様の予算や好みを一番よくご存知なのはお客様ご自身です。高価な商品の広告表示をご希望の場合は、収入額を高く設定してください。お買い得品をご希望であれば、収入額を低く設定してください。お客様ご自身でお決めいただけます。

低俗な広告を減らせるかな、と思って、あえて「高収入」のままに設定しています。
見栄を張っているわけではないのです(たぶん)。

具体的に広告を制限する

「広告の設定」では、主に最近 表示された広告を確認できます。

「最近表示された広告」を具体的に選んで、「−」ボタンで減らすことができます。

ただし、減らすだけで「完全になくなる」わけではありません。

トピックごとの広告管理

広告のカスタマイズでは、トピックごとに広告を制限できます。

とくに、「ギャンブル」や「出会い系」などの「デリケートなトピック」は、オフにして減らしておくとよいです。

ただし、これらの設定は、あくまで Google が配信する広告です。

それ以外の広告ネットワークによる広告には影響しません。

広告ネットワーク提供元表示場所
Google AdsGoogle検索エンジンやウェブサイト、YouTubeなど
Yahoo! JAPANYahoo!ヤフーのポータルサイトやメール、ニュースなど
Amazon AdvertisingAmazonアマゾンのサイトやアプリ、Kindleなど
MetaMetaフェイスブックやインスタグラム、メッセンジャーなど
XXツイッターのタイムラインや検索結果、動画など
LINELINEラインのトークやタイムライン、ニュースなど
OpenXOpenXウェブサイトやアプリ、動画など
代表的な広告ネットワーク

こんなにいっぱい種類があるの?

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